キャンプでよく使用しているのを見かけるウォータージャグですが、
そもそもジャグってキャンプに必要なの?
とか、
欲しいけど種類が多くてどれを選べば良いか分からない!
など、さまざまな疑問などがあると思います。
てすので今回は、
- ウォータージャグって何に使うの?
- ウォータージャグってどんな種類があるの?
- ウォータージャグを選ぶ基準は?
- おすすめのウォータージャグを教えて!
これらの疑問や要望に答えていこうと思うので、是非参考にしてください。
あくまでキャンプでの利用という前提で解説していくので、その点はご承知おきください。
実際の商品も全部で22種類のジャグを紹介しますので、最後まで目を通していただけると嬉しいです。
クーラーボックスを紹介した記事もあるので、良かったらこちらも目を通していただけると嬉しいです!
ウォータージャグの具体的な用途ってなに?
キャンプ場では自分のテントサイトのすぐ近くに水場があるとは限りません。
というか近くにないことの方が断然多いです。
水場が遠いと例えば、
風でお箸が飛ばされて地面に落としてしまったー
っていう時に水でさっと洗いたくても水場が遠いと洗いに行くのがめんどくさかったり。
料理をして、
ちょっと手が汚れたから洗いたいなー
っていう時なども水場が遠いと気軽には洗いに行けません。
このようにキャンプをしていると水を使いたい場面って結構あります。
そんな時ウォータージャグがあると、さっと何かを洗えたり水が飲めたりと何かと便利で重宝します。
その他にもジャグの主な使用用途をまとめると、以下のような使い方をします。
- 飲み水として使う(もしくはジュース等)
- 手を洗う
- 食材や食器を洗う
- オブジェとして飾る
細かく分けるとこの他にもジャグの使用用途はまだまだありますが、かなり多くなってしまうので割愛します。
てかオブジェってどういうこと?
って思うかもしれませんが、ようはジャグはキャンプサイトの「飾りとしての役割も担っている」ということです。
キャンプをおしゃれに楽しみたいという方は、おしゃれなジャグをテント脇に設置する事をおすすめします。
おしゃれなジャグが置いてあるだけで、かなり素敵な感じのキャンプサイトになります。
これらのジャグの用途を踏まえて、自分はどういう使い方をするのかをイメージしてジャグを選びましょう。
ウォータージャグの種類はどんなのがあるの?
ジャグは主にハードタイプとソフトタイプの2種類があります。
ハードタイプのジャグの特徴は、
- 〇 丈夫で水漏れがしにくい
- 〇 保冷力、保温力が高い製品が多い
- 〇 おしゃれな製品が多い
- × 重さがあるので持ち運びが大変
- × 収納時にかさばる
などがあります。
一方ソフトタイプのジャグは、
- 〇 折り畳めてコンパクトに収納できる
- 〇 軽くて持ち運びがしやすい
- × 保冷力、保温力でハードタイプに劣る物が多い
- × 見た目がいまいち
それぞれこれらのような特徴があります。
ハードタイプはさらにボディの材質にも種類があって、
- プラスティック製
- ステンレス製(金属製)
- ガラス製
などに別けられます。
それぞれの製品によって性能はまちまちなので、一概に「この材質だから保冷力が優れている」などと言い切ることは難しいですが、プラスティック製やステンレス製(金属製)の製品は断熱構造になっているものが多いので、それらの製品はその他と比べて保冷力(保温力)が高いです。
ウォータージャグを選ぶポイント
ジャグの選び方については主に5つポイントがあります。
- 容量(水が入る量)
- 断熱性(冷たい物や温かい物をそのまま温度で長時間維持できるか)
- 携帯性(もしくは収納性)
- デザイン
- 価格
などが選ぶポイントになります。
この内、容量と断熱性についての具体的な選ぶ基準がよく分からないという方もいると思うので、詳しく解説したいと思います。
容量を決める際のポイント
ウォータージャグの容量を決める基準は、目安ではありますが1泊2日を想定するとざっくり1人2L(リットル)ぐらいの計算で容量を選ぶと良いと思います。
ですので、4人家族で1泊2日の場合はだいたい8L前後の製品が目安になります。
ただジャグの使用用途は人によってさまざまですので、使用量が多い人や少ない人も当然います。
ですのでこの基準はあくまで参考程度に留めて、ご自身の使用用途に合った容量のジャグを選んでいただければと思います。
断熱性で選ぶ際のポイント
ジャグの使用用途が手洗いや食器洗いなどの場合はあまり断熱性にこだわる必要はないですが、飲料用として使用する場合は断熱性が重要になります。
断熱性能が低いと、冷たい飲み物も暖かい飲み物もぬるくなりやすいです。
断熱性が高い製品を選びたい場合は、
- プラスティック性ボディで断熱材を使用している製品(クーラーボックスのイメージ)
または、
- 金属性ボディで二重構造になっている製品(水筒のイメージ)
を選ぶと良いと思います。
断熱性が悪い製品でも、氷を入れて保冷力をカバーするというやり方でも全然ありです!
おすすめのウォータージャグ
ここからはジャグの製品について全22種を紹介していきます。
ハードタイプのジャグ【プラスティックボディ6選】
【igloo イグルー】 ウォータージャグ400S
- 容量 :19L
- 本体サイズ:36.8 x 33 x 51.7cm
- サイズ展開:(8L)(12L)(19L)
- 重量 :2.6kg
- 材質 :外側=ポリエチレン、内側=ポリプロピレン
おしゃれなデザインで、キャンプ場で使っている人もちらほら見かけます。
イグルーはアメリカで人気のクーラーボックスメーカーですので、保冷力は悪くないと思います。
【STANLEY スタンレー】 ウォータージャグ 7.5L
- 容量 :7.5L
- カラー展開:グリーン、ホワイト
- 本体サイズ:34.3x 29.7cm
- 重量 :1.6kg
- 材質 :外側=ポリプロピレン、内側=ポリプロピレン
- 保冷力目安:6度以下/6時間、10度以下/13時間
- その他 :食洗機使用不可
長い歴史があるアウトドア用品メーカーが出しているジャグで、性能が良いのはもちろん洗いやすさなどのメンテナンス性も高い製品です。
【Coleman コールマン】 ビバレッジクーラー5
- 容量 :18.9L
- 本体サイズ:37x31x 47cm
- 重量 :2.3kg
- 材質 :ポリエチレン
- 断熱材 :発泡ウレタン
人気アウトドアブランドのコールマンから出ているジャグです。大容量なサイズで重くなるため、2人で持ち運ぶことを想定して持ち手が左右に別れています。
【リバース】クーラージャグ モーク
- 容量 :23L
- 本体サイズ:37.2×32.4×51.5cm
- 重量 :4.6kg
- 材質 :外側=ポリエチレン、内側=ポリプロピレン
- 断熱材 :ポリウレタンフォーム
23Lと大容量なのでかなり重いですが、キャスター付きなので持ち運びに便利です。
ジャグ以外にクーラーボックスとしても使えます。
【Deelight ディーライト】 アイスバケット 2.5
- 容量 :9.34L
- 本体サイズ:38×35×35cm
- 重量 :5.1kg
- 材質 :リニアポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン
おしゃれ見た目が特徴的です。
かなり分厚い造りで丈夫さもあり、高い保冷性能もあります。
上部にゴムが付いていて座ることもできます。
【DOD ディーオーディー】 フツーノタンク
- 容量 :10L
- 本体サイズ:38×16×26.5cm
- 重量 :0.7kg
- 材質 :ポリエチレン
その名の通り普通のポリタンクのようなデザインですが、それがかっこいいです。
断熱性などは期待できないですが、本体が軽いので持ち運びがしやすいという利点もあります。
ハードタイプのジャグ【金属製ボディ7選】
【CAPTAIN STAG キャプテンスタッグ】 ツインコック ウォータージャグ
- 容量 :9.5L
- 本体サイズ:24×28×42.5cm
- 重量 :1.7kg
- 材質 :外側=印刷鋼板、内側=アルミニウム(表面加工:アルマイト)
- 断熱材 :ウレタンフォーム
- 保冷力目安:10度以下(8時間)
- 保温力目安:45度以上(24時間)、75度以上(6時間)
- その他 :三脚付き(折り畳み可)
蛇口が2口付いているので、大人数で使用するのに良いかもしれません。
三脚は折り畳めるので、多少コンパクトにすることもできます。
【snow peak スノーピーク】 ステンジャグ UG-330
- 容量 :15L
- 本体サイズ:28.5×31.5cm
- 重量 :2.89kg(スタンド込み)
- 材質 :ステンレス、天然木
- その他 :スタンド付き
デザインが最高のジャグです。
ただ価格がかなり高いので、余程気に入った方かスノーピーク好きの方でないと手が出づらい製品です。
その分キャンプサイトでは目立ちます。
【MINTAGE ミンテージ】ウォータージャグ Tea Container Hot&cold Desire 5Litres
- 容量 :5L
- 本体サイズ:23×28cm
- 材質 :ステンレス
- その他 :保温、保冷両用
近頃人気のあるジャグです。
二重構造なので断熱性があり、保温と保冷ができます。
蛇口を取り外して洗うことができますが、再度取り付ける際にはスパナやモンキーレンチ等の工具がないとちゃんと締め付けができないのが難点です。
【MINTAGE ミンテージ】ウォータージャグ Water Pot Elegant 5Litres
- 容量 :5L
- 本体サイズ:18×21cm
- 材質 :ステンレス
- その他 :保冷のみ
同じくミンテージから出ているジャグです。
こちらのタイプは保冷のみですがその分価格が安くなっています。
なぜかこっちのタイプは簡易の締め付け工具が付いているので、別途で工具は必要ありません。
【marchisio マルキジオ】 Oil Drum ウォータージャグ
- 容量 :10L
- 本体サイズ:23×28.5×34cm
- 重量 :1.65kg
- 材質 :ステンレススチール
本来はオリーブオイルを入れるオイルディスペンサーらしいですが、ウォータージャグとしても使えます。
蛇口を取り外した部分に付属の蓋が付けられるので持ち運びや収納時に邪魔にならず、ぶつけることによる蛇口の破損も防げます。
【ピーコック】ステンレス キーパー
- 容量 :9.5L
- 本体サイズ:25×28.8×h36.4cm
- サイズ展開:(6.1L)(8.1L)(9.5L)(9.5L Wコック)
- 重量 :3.52kg
- 材質 :ステンレス、ポリプロピレン
- 保冷力目安:8度以下(6時間)
- 保温力目安:72度以上(6時間)
ピーコックは真空断熱構造の魔法瓶を製造している会社なので、断熱性が高いです。
こちらも蛇口が二口付いているタイプで、大人数向で使用するのに良いかもしれません。
【Mercury マーキュリー】 ブリキディスペンサー
- 本体サイズ:28.5x高さ40cm
- 重量 :1kg
- 材質 :ブリキ
- その他 :飲料用としての使用不可
※内側が錆びる可能性がありますので、飲料用でのご使用はお避け下さい。
ですので、手や食器などを洗う用のジャグになります。
ハードタイプのジャグ【透明プラスティックボディ3選】
【BUNDOK バンドック】 クラシック ジャグ 8L
- 容量 :8L
- 本体サイズ:25×19×32cm
- 重量 :0.6kg
- 材質 :PET・ABS樹脂・ポリプロピレン・POM
- 耐熱温度 :70℃
- 耐冷温度 :-10℃
ガラスではなくプラスティック製です。
見た目が良くコスパも良いです。
【CB JAPAN シービージャパン】ドリンクサーバー ソーダ プラスチック製 パーティー ジャグ
- 容量 :4.7L
- 本体サイズ:18.2×23.5×高さ33.2cm
- 重量 :0.54kg
- 材質 :MS樹脂
- 耐熱温度 :80度
- その他 :食洗器使用不可
こちらもガラスではなく樹脂製のジャグです。
パーティージャグという名の通り、大人数で盛り上がっている場に置いてあると映えるかもしれません。
【CreativeWare クリエイティブウェア】 ダブル ビバレッジ ディスペンサー 5.6L ×2
- 容量 :5.6L × 2
- サイズ展開:(5.6L)(5.6L×2)(9.4L)(11.3L)(13.2L)
- 重量 :3.1kg
- 材質 :アクリル製
左右で独立した容器になっているので、2種類の飲み物をいれて使えます。
別々のジュースを入れてカラフルにしたら子供も喜びそうです。
ハードタイプのジャグ【ガラス製ボディ3選】
【CAPTAIN STAG キャプテンスタッグ】 ジャグ タンク ガラス ドリンクサーバー スタンド付き
- 容量 :6L
- 本体サイズ:17.5×23×30cm
- 重量 :0.6kg
- 材質 :ソーダガラス
- その他 :スタンド付き
スタンド付きなので高さがありコップに注ぎやすいです。
スタンドをひっくり返せば高さを低くして使う事も可能です。
【Dulton ダルトン】ビバレッジサーバー アイヴィー
- 容量 :3L
- 本体サイズ:13×18×高さ29.5cm
- 重量 :1.6kg
- 材質 :ガラス
ガラス製のジャグの中で価格が安いです。
見た目がおしゃれで良いのですが、水漏れするという口コミも見受けられたのでもしかしたら当たりハズレがあるのかもしれません。
【KILNER キルナー】バレルディスペンサー
- 容量 :1L
- 本体サイズ:21×11.5x高さ16.5cm
- 重量 :3.1kg
- 材質 :ソーダガラス、ステンレススティール、シリコン、ABS樹脂、木材
1Lと容量が小さいのでソロキャンプ向けです。
ソロのキャンプサイトにこれが置いてあったらかなりおしゃれになります。
ソフトタイプのジャグ【3選】
【BUNDOK バンドック】 ジャバラ ウォーター ジャグ
- 容量 :7.5L
- 本体サイズ:21x高さ38.5/28cm
- 重量 :0.54kg
- 材質 :ポリプロピレン
- 耐熱 :60度
- 耐冷 :0度
- その他 :台座付き
ジャバラ構造なのでコンパクトに折り畳めます。
【BUNDOK バンドック】フォールディング ジャグ
- 容量 :7L
- 本体サイズ:420x150x320mm
- 耐熱 :80度
- 耐冷 :-20℃
- 重量 :0.08kg
- 材質 :ポリエチレン・PET
めっちゃコンパクトで軽くて安いです。
ソロキャンプで活躍できそうです。
【LOGOS ロゴス】水缶 抗菌広口水コン
- 容量 :16L
- 本体サイズ:30×24×27cm
- 収納サイズ:24×22×14cm
- 重量 :0.4kg
- 材質 :LDPE、EVA
大容量のソフトクーラーで、肩掛けができるベルトが付属されています。
ジャグと合わせて使いたい【ジャグスタンド4選】
ジャグは地面にベタ置きしてしまうと、地面からの熱がジャグに伝わってしまい中の飲み物が温くなってしまいます。
ジャグスタンドはこれを避けるためのもので、スタンドの上にジャグを置くことで地面からの熱でジャグが温まるのを防ぎます。
【CAPTAIN STAG キャプテンスタッグ】ウォータータンクスタンド ベルト・フック付
- 本体サイズ:30×31.5x高さ36.5cm
- 重量 :1.4kg
- 材質 :鉄(メラミン樹脂塗装)
- その他 :ベルト、フック付き
折り畳み式で簡単に使用できます。
ジャグが固定できるベルトが付属されています。
【NATURE TONES ネイチャートーンズ】 The Folding Jug Stand II
- 天板サイズ:30×30cm
- 使用時高さ:29㎝
- 収納サイズ:33×44×h55
- 重量 :3.1㎏
- 耐荷重 :20㎏
- 材質 :鋼材(特殊PEコーティング)
デザイン性も高く、ジャグスタンド以外にもマルチに使える形状です。
【LOGOS ロゴス】Life フラットクーラースタンド
- 重量 :1.0kg
- 本体サイズ:49.5×34×高さ42cm
- 収納サイズ:64×34.5×高さ2.5cm
- 耐荷重 :50kg
- 材質 :アルミ、ポリエステル
その名の通りクーラーボックスのスタンドですが、ジャグスタンドとしても普通に使えます。
コンパクトで軽いので使い勝手が良いです。
50Lまでのクーラーボックスに対応してます。
【CAMPOOPARTS キャンプオーパーツ】ジャグスタンド palette
- 本体サイズ:30×34×高さ40㎝
- 天板サイズ:30×30cm
- 材質 :針葉樹合板(オイル仕上)
木材のスタンドでかなりデザインが高いです。
ただ、組み立てが必要なので少々手間になります。
まとめ
以上、さまざまなジャグについてご紹介しました。
この記事がジャグ選びの参考に少しでもなれば嬉しいです。
それではまた!
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