この記事では僕が実際に買って後悔したキャンプギアをトップ10のランキング形式で紹介していきます。
この記事を読むと以下のような事が分かります。
- 道具選びで失敗したポイント
- 道具を選ぶ際の注意点
- 失敗した道具に対する(僕なりの)答え(具体的な商品例あり)
道具選びの際、何に注意すれば良いのか分からない方は参考にしてください。
ギア選びで僕と同じような失敗をしないようにしましょう。
【第10位】エアーマット
エアーマット
使い勝手や寝心地は文句がありません。
と言うか寝心地最高です。
ただ小さい子供と一緒に寝るとなると、インフレータブルマットの方がエアーマットより厚みがない分、もしかしたら良いのかもしれません。
と言うのも、子供が寝返りを打って「マットから落っこちないかな?」とか、シングルサイズのエアーマットを2つくっつけて使うにしても、「間の溝にハマらないかな?」とか心配になります。
そういった理由で、我が家ではインフレーターマットの方が高さが低い分適しているかなと考えています。
もし小さいお子さんと一緒にキャンプへ行く予定の方は、その辺も考慮してみてください。
【第9位】100円ショップで買ったキャンプギア
100円ショップで買ったキャンプギア
100円ショップでも普通に有用な道具もいっぱいあるので、別に100円ショップのキャンプギアが使えないと言う話ではないです。
ただ、とりあえず安いからと言う理由で適当に買っちゃうと(百均あるある)後になってから、
「別に要らなかったなー」って事になりかねませんので、良く考えて使う場面をイメージしてから買った方が無駄な買い物を減らせると思います。
【第8位】テント
テント
テントの性能や使い勝手には大満足です。
ただ、テントの色と他のギアの色が合わなかったと言う点が少しだけ後悔しています。
具体的に言うとバーガンディー(赤紫っぽいやつ)のテントを使っているのですが、イスは緑色なので一緒に使うと結構ミスマッチになってしまいました。
テントもイスも使い勝手は最高だし単体で見ればどちらも良い色なので、まぁ良いかなと思って買ったのですが、いざ使ったらやっぱり微妙でした(笑)
ちなみに全体の配色を考えて選んだ方が良いと思うキャンプギアは、テント、タープ、チェア、クーラーボックス辺りです。
別に同じ色にしなくても良いと思いますが、この辺のギアの色がアンバランスだとサイト全体の見た目が悪くなってしまいます。
下のリンクにキャンプギアほぼ一式をトータルコーディネートした記事もあるので参考にしてください。
【第7位】テーブル
テーブル
第7位はテーブルについてですが、質やデザインの悪いわけではなくサイズに関して少し後悔しています。
僕が使っているテーブルは幅が90cmの物ですが、嫁さんと僕の2人で使っている分には十分なサイズでしたが子供ができた今、今後3人で使うとなると少し狭いかもしれません。
そもそもテーブルを買う際90cmと120cmがあって、迷った末に値段的に安かったので「90cmでいんじゃね?」って事になり決めてしまいました。
テーブルの話しに限らず金額の差が大きいならまだしも、それ程の金額差でないなら安いからと言う理由で選ぶのは後悔する事になるかもしれません。
ちなみに僕は下の商品の幅が90cmのサイズの物を買いましたが、リンクの商品はAmazon限定で110cmの物で、そっちが良かったと後悔しています。(以前は120cmの物が売っていたが今はなくなっている)
【第6位】マミー型シュラフ
マミー型シュラフ
これはマミー型シュラフが悪いのではなく、僕のキャンプスタイルに合っていなかったと言う話です。
シュラフは僕が封筒型で、嫁さんがマミー型を使っているのですが、寝心地に関しては封筒型の方が布団に近い感覚で使えるので良いと言っています。
マミー型の利点は保温性が高いのと封筒型よりコンパクトと言うところです。
しかし僕らは基本的に車移動なのでコンパクト性と言うのはそこまで重要じゃないし、キャンプを始めた当初は寒い場所や時期にキャンプには行かなかったので、保温性も封筒型で十分でした。(今は寒い時期にも行きます)
ですので、マミー型のシュラフに関しては寒い時期に行くなど必要になった時に買えば良いかと思います。
ちなみに3シーズン(春、夏、秋)で幅広く使えるおすすめのシュラフに関する記事もありますので参考にしてください。(下記リンク)
【第5位】コット
コット
コットに関しても別にコットが使えないという訳ではなく、僕のキャンプスタイルには合ってなかったと言う話です。
理由に関してもシュラフとほぼ同じで寝心地がエアーマットやインフレーターマットの方が良いからです。
コットの幅が狭いと寝返りが打ちづらく少し窮屈に感じます。
「じゃあコットのメリットって何なの?」と言うと、地面の凹凸と底冷えの影響を受けないと言う点だと思います。
ですが相当荒れた地面や寒い環境じゃない限り、テントのインナーシートとエアーマットがあれば凹凸の影響も底冷えも心配いらないと思います。
ただコットのメリットは他にもテントの外に出して昼寝ができたり、荷物置きやベンチとしても使えたり、コットの下に荷物が置けるスペースができてテントを広く使えたりとかなりメリットもあります。
ですので、ご自分のキャンプスタイルをイメージして、コットにするかその他にするかを決めると良いと思います。
ちなみにコットにするなら寝返りが打ちやすい幅が広いタイプが個人的におすすめで、今気になっている商品のリンクを下に張ってありますので参考にしてください。
【第4位】アウトドアナイフ
アウトドアナイフ
バトニング(ナイフでやる薪割りの事)がやりたくて買ったのですが、ソッコーで折れました。
一応安物(確かネットで3000円ぐらい)ではありながらフルタング式(ブレードが柄の部分まであるので耐久性が高い)のナイフにして、ネットの口コミもそんなに悪くなさそうだったので大丈夫だろうと思ったんですが4、5回薪を割ったら柄の部分が割れました。
全然知識がなかったので使い方が悪かった部分もあったと思いますが、やはりナイフでバトニングをするのであれば、ちゃんと調べた上で適したナイフを買った方が良いです。
ちなみに次に買おうとしているナイフは、ブッシュクラフトの定番商品のモーラナイフです。
ステンレス製で錆びにくいため手入れが楽で、コスパも良いとの事です。
もしどなたか使用感などが分かる方がいたら教えていただけると大変ありがたいです。
【第3位】シングルバーナー
シングルバーナー
これは買って失敗したと言う話ではなくて、使い方を誤って大失敗をしたと言う話です。
何をしてしまったかと言うと、僕のバーナーの使い方を誤ってしまいガス缶(OD缶)を破裂させてしまいました。
幸い周りに人がいなかったので怪我人も出ず、ガス缶以外は物も無事でした。
ただ一歩間違えれば大事故にもなりかねない事なので、僕自信が気を付けるのは当たり前ですが皆様も危険な目に遭わないように経緯と原因を知っていただければと思います。
まず経緯は以下の通りです。
- シングルバーナーの上にバーナーパット(パット全体に伝熱させ効率良く温める物)を乗せて使用した。
- さらに風防(風除けの板)でシングルバーナーの周りを囲った(これが危険!)
- 火を付けてヤカンの水を沸かそうとした際に、しばらく加熱したらガス缶が破裂して吹っ飛んだ。
と言う経緯です。
後になって原因を調べてみたところ、バーナーパット使用時は風防で囲うなとの注意書がありました。
なぜダメなのか順を追って説明すると、
- バーナーパットが燃焼され、その輻射熱でガス缶が温まる。
- さらに風防でシングルバーナーを囲ってしまった事で熱がこもり、熱の逃げ場がなくなる
- 使用するうちにどんどんガス缶の温度が上がる
- 内部の液体ガスが気化する
- 液体から気体に変わり内部圧力が上昇
- ガス缶の耐久が内部圧力の上昇に耐えきれずに破裂。
こういった経緯で破裂したと考えられます。
これはどの道具が悪いと言う訳ではなく、どれも正しく使えば安全で有用な道具だと思います。
ただし繰り返しになりますが、僕のように使い方をちゃんと確認せずに間違った使い方をすると本当に危険な事故になりかねないので、僕自信が注意するのと共にみなさんが使用する際も注意していただければと思います。
この体験はキャンプでの失敗談としてはぶっちぎりの1位ですが、ギア選びを失敗したと言う点では第3位にしました。(ギアが悪い訳ではなく使い方の問題なので)
ただ、ギアの選び方によっては今回のようなリスクは下げられると考えています。(もちろん正しい使い方をした上で)
ではどんなシングルバーナーを使えばリスクを下げられるのかと言うと、火口とガス缶の距離が離れているタイプを使用するのが良いと思います。
具体的に言うと僕はこの失敗以降、下のリンクにあるバーナーを使用しています。
それ以降は当然破損事故もないですし、ガス缶が温まって恐い思いをした事もありません。
【第2位】ペグハンマー
ペグハンマー
ペグハンマーに関してはキャンプを始める前はあまり重要視しておらず、必要と言う知識だけはあったので適当にネットで安物を買ったのですが、いざキャンプ場で使用したらハンマーが軽すぎて全然ペグが地面に刺さっていきませんでした。
これがかなりしんどくてテントを設営する際、全部のペグを打ち込むのに1時間ぐらい掛かり、終わった頃には腕がパンパンでした。(たぶん今使ってるハンマーでやれば10分ぐらいで終わる)
僕が現在使用しているペグハンマーも、下にリンクを張ってありますので参考にしてください。
【第1位】クーラーボックス
クーラーボックス
キャンプを始めるのにいろんなキャンプ道具を揃える際、買わなければいけない道具が多くお金が掛かるので、クーラーボックスは優先度を低く見て安物で済ませてしまう方もいるかと思います。(僕です)
しかしクーラーボックスは安物買いをしてしまうと保冷力に差が出ます。
「なぜクーラーボックスってただの箱なのにこんなに高い物があるんだろう?」って思う方もいるかもしれませんが(僕です)、やはり高価なものは断熱性能が良くて保冷力に差があるからだと思います。
値段を抑えようとして安物を買っても、いざ使うときに中の食材や飲み物が冷えていなければただの箱になってしまい、結局買い替えて高く付く事にもなり得ます。
そしてもう1つの難点として、捨てるとき大き過ぎて捨てづらい点もあります。
僕のようにクーラーボックス選びに失敗していざ買い替えようとする場合、粗大ゴミとして処分することになり大変面倒な目に合ってしまいます。
そしてクーラーボックスの見た目についてですが、これもかなり重要です。
テントやテーブルやイスなどのデザインは皆さんこだわると思いますが、クーラーボックスのデザインは軽視してませんか?(僕はしてました)
実際にキャンプサイトにクーラーボックスを置くとかなり目を引くアイテムであることに気付くと思います。
ですのでせっかくその他のギアにこだわったのなら、是非クーラーボックスのデザインにもこだわってほしいと思います。
下のリンクにおしゃれなクーラーボックスの商品をまとめて紹介している記事を張りましたので、参考にしてください。
番外編 と まとめ
安物ギア全般は後悔する事が多い
上で挙げたランキングの商品は結局のところほとんどが安物買いの銭失いです。
別に安物のギアがダメな訳ではないし使えない訳でもないんですけど、結局キャンプに何回か行くともっと凝ったギアが欲しくなります(笑)
なのでまずは手頃な価格のギアを買ってから、実際に使ってもっと良いやつが欲しくなったら買い替えるでも全然良いと思いますけど、もし気に入ったギアがあるなら多少予算オーバーでも思い切って買っちゃっても良いかなとも個人的には思います。
なによりキャンプは趣味(人生を豊かにするもの)ですので、そこにはお金を掛けても良いのかなと思っています。(もちろん生活に支障のない範囲で!)
今回は以上になります。
この記事を参考に皆さんには同じような失敗を避ける手助けになれたら嬉しいです。
それではまた!
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