一人でもゆったり使えるソロテントが知りたい!
そんな方に向けた記事です。
そもそも携帯性が重要な要素になるソロ用のテントでは、広々と使える居住性が良いテントはあまり多くないので探すのも結構苦労するかもしれません。
そこで今回は、
「一人で広々と使える居住性の良いソロテント」
にポイントをしぼり、おすすめのソロテント5選をご紹介します。
是非参考にしてください。
ソロテントを選ぶ際の6つのポイント
おすすめのソロテントをご紹介する前に、
「そもそもソロテントを選ぶ際のポイントって何なの?」
という疑問をお持ちの方もいると思うので先に解説します。
主なポイントは以下の6つです。
- デザインや形
- 携帯性
- 設営のしやすさ
- 価格
- 機能性
- 居住性
基本的にはソロテントも大人数用のテントも選ぶ際のポイントは変わりませんが、ソロテントでは特に「2.携帯性」と「3.設営のしやすさ」が重要になります。
それぞれのポイントについて詳しく説明していきます。
【POINT①】デザインや形
テントにはさまざまな形がありますが、
「ソロテントは絶対にこの形が良い!」
といったものはないので基本的には好きなデザインで選んで問題ありません。
ただ、強いて言うなら設営が楽なワンタッチ式のテントと、そこそこ設営も簡単でテントの重量も軽いワンポールテント(ティピー)がおすすめではあります。
【POINT②】携帯性
携帯性は主にテントの軽量性(重量)とコンパクト性で決まりますが、それらの重要度はソロキャンプのスタイルによって以下のように変わってきます。
トレッキングキャンプ
- 軽量性やコンパクト性といった持ち運びに関わる要素が非常に重要になってきます。
ツーリングキャンプ
- 荷物をバイクの荷台などに載せるので軽量性に関してはそこまで重要視しなくても大丈夫ですが、荷台に積める量はそれほど多くはないのでキャンプギアのコンパクト性が重要になってきます。
車移動のキャンプ
- 持ち運べる量が多いので、軽量性もコンパクト性もそこまで気にする必要はありません。
【POINT③】設営のしやすさ
ソロキャンプの場合ファミリーキャンプなどと違い、当然テント設営などの準備や撤収作業を一人でやらなければいけません。
せっかくゆっくり過ごすためにソロキャンプをやるのに、テント設営や撤収作業に時間を取られてしまい自由な時間が減ってしまうのはもったいないです。
ですので、なるべく一人でも設営や撤収が容易なテントを選ぶのが良いと思います。
テントの中にはそもそも一人では設営困難なものもありますので、キャンプ初心者の方は特に注意が必要です。(ソロ用のテントなど小型のテントであれば問題ないと思います。)
【POINT④】価格
当然価格は安いに越したことはないのですがコスト最優先で安物のテントを選んでしまうと、耐水性が悪かったり通気性が悪くテントの中が結露してしまったり簡単に壊れてしまったりということもあるかもしれません。
ですので、価格が高ければ良いという訳ではないですが使用状況に耐えうる機能が備わっているかを確認すると良いと思います。
【POINT⑤】機能性
耐水圧
テントには耐水圧(どのくらいの雨に耐えられるかという数値)が設定されています。
テントの生地にもよりますが一般的に耐水圧1500mm以上あればおおよその雨に耐えられると思います。
通気性
ベンチレーター(換気口)があるかないかで通気性が大きく変わります。
ベンチレーターが十分にないテントの場合、通気性が悪く夏場は暑いし、テントの内部も結露しやすくなります。
【POINT⑥】居住性
テントの寝室(寝るスペース)と前室(食卓スペース)がテントの居住空間になります。
これらが広い方が当然キャンプを快適に楽しめます。
しかし居住性が高くなるとその分テントも大きくなってしまうので携帯性が悪くなってしまいます。
おすすめのソロテント5選
DOD(ディーオーディー) ライダーズバイクインテント
- 本体サイズ :W215×D260×H140cm
- 収納サイズ :W61.5×D23×H23cm
- インナーサイズ:W200×D125×H110cm
- 重量 :5.5Kg(付属品含む)
- 収容可能人数 :1~2人
- テント耐水圧 :3000mm
- フロア耐水圧 :5000mm
- テント材質 :40Dナイロン(PUコーティング、リップストップ加工)
- ポール材質 :ナイロン ポリエステル
- カラー :ブラック、タン
- 付属品 :ペグ、ロープ、キャリーバッグ、グランドシートetc
その名の通り全室にバイクが収まるほど全室が広いテントになります。
このテントの最大の特徴はワンタッチ式のテントなので折りたたみ傘のようなイメージでテントを広げることができ、設営と撤収がかなり楽です。
必要十分な耐水性や通気性の良いベンチレーター機能も多数あり、その他にもテントの前後にフルメッシュも可能な出入り口があったりとかなり充実した機能になります。
グランドシートが初めから付属されているのもありがたいです。
ogawa(オガワ) ステイシーST
- 本体サイズ :W230×D300×H130cm
- 収納サイズ :W52×D19×H19cm
- インナーサイズ:W220×D150×H120cm
- 重量 :3.9kg(付属品除く)
- 収容可能人数 :2~3人
- テント耐水圧 :1800mm
- フロア耐水圧 :1800mm
- テント材質 :ポリエステル75d
- ポール材質 :アルミ合金
- カラー :カーキ、サンドベージュ
- 付属品 :アルミピン、張り縄、収納袋etc
ソロキャンパーに人気が高いogawaのステイシーです。
人気なだけあって非常に使い勝手の良い造りになっていて、全室部分をフルオープンするとかなり開放感のある前室空間になります。
コンパクトながら広くて居住性の高い前室が特徴です。
ホールアース(ホールアース) EARTH TRIPPER
- 本体サイズ :W230×D300×H145cm
- 収納サイズ :W73×D19×H19cm
- インナーサイズ:W215×D140×H120cm
- 重量 :5.45kg
- 収容可能人数 :1~2人
- テント耐水圧 :3000mm
- フロア耐水圧 :5000mm
- テント材質 :ポリエステル(撥水加工/UPF50+/難燃加工etc)
- ポール材質 :ジュラルミン
- カラー :サンドベージュ
- 付属品 :スチールペグ、張り網ロープ、収納袋etc
今回ご紹介するドーム型テントの中では前室部分が一番広いテントになります。
大きめのソロテントなので一見設営が大変そうですが、ポールがそれぞれ色分けされていたりどのポールをどこに通せばいいのか一目で分かるようになっています。
その他にもファスナー部分からの雨水侵入を防ぐ機能も付いていたりポールの材質が軽くて丈夫なジュラルミン素材だったりと、細かいところまでこだわって造られています。
コールマン(Coleman) テント ツーリングドーム LX
- 本体サイズ :W210×D345×H110cm
- 収納サイズ :W60×D24×H24cm
- インナーサイズ:W210×D180×H110cm
- 重量 :5.6kg
- 収容可能人数 :2~3人
- テント耐水圧 :1500mm
- フロア耐水圧 :1500mm
- テント材質 :ポリエステルタフタ75D(UVPRO、PU防水、シームシール)
- ポール材質 :FRP
- カラー :グリーン、ナチュラルカモ
- 付属品 :ペグ、ロープ、収納袋
今回ご紹介するテントの中で一番価格が安いテントになります。
価格が安いですが機能も必要十分で、天井に付いているベンチレーターを開放するとかなり通気性が良くなります。
非常にコスパの良い製品です。
DOD(ディーオーディー) ショウネンテント
- サイズ :W220 x D220 x H180cm
- 収納サイズ :W48×D18×H18cm
- インナーサイズ:W205×D95×H160cm
- 重量 :3.2kg(付属品含む)
- 収容可能人数 :1人
- テント耐水圧 :1500mm
- フロア耐水圧 :3000mm
- テント材質 :ナイロン30D(UPF50+、PUコーティングコーティングetc)
- ポール材質 :アルミ合金
- カラー :グレー
- 付属品 :アルミペグ、ロープ、収納袋
今回ご紹介するテントの中で唯一のワンポールテントです。
とにかく広くて軽いのが特徴です。
インナーテントがフルメッシュなので通気性は良いですが、冬の寒い時期にはあまり向かないかもしれません。
まとめ
最後に今回の記事をまとめます。
ソロテント選びのポイント
- デザインや形(好きなデザインで選んでOK、強いて言うならワンタッチ式のテントとワンポールテントがおすすめ)
- 携帯性(キャンプスタイルによって重要度が変わる)
- 設営のしやすさ(一人で作業するのでなるべく簡単なものがおすすめ)
- 価格(安いに越したことはないが必要な機能が備わっていることを確認)
- 機能性(耐水性1500mm以上、ベンチレーターが備わっていて通気性の良いもの)
- 居住性(広いければ快適だがその分携帯性が悪くなる)
ゆったり使えるおすすめのソロテント
- DOD(ディーオーディー) ライダーズバイクインテント
- ogawa(オガワ) ステイシーST
- ホールアース(ホールアース) EARTH TRIPPER
- コールマン(Coleman) テント ツーリングドーム LX
- DOD(ディーオーディー) ショウネンテント
以上がまとめになります。
是非この記事を参考にして、ソロキャンプを快適に楽しんでいただければと思います。
それではまた!
コメント